川奈は東伊豆に位置し、電車、車共に関東からのアクセスが良いポイントです。伊東漁協直営のダイビングサービスが運営していて、ローカルショップから都市型ショップまで幅広く利用されています。2022年、更衣室などの施設が改装され清潔感があり、使い勝手の良い環境が整っています。
岬に囲まれた川奈ビーチは周年穏やかで、エントリー、エキジットがとてもしやすいので初心者にはストレスなく潜れるポイントです。水深変化も徐々に深くなるため、耳抜き、精神的な不安が少なく安心して潜ることができます。浅場の魚影は濃く、水深0〜3mが川奈の見どころと言ってもいいくらいです。体験ダイビング、講習などには最高のコンディションが整っています。
川奈ビーチにはもう何年も同じ個体のウミガメが数匹住み着いています。ダイバーには慣れたもんで、近づいても逃げることなく、ありのままの姿を観察できます。大概寝ているので、そっと近づいて優しく撮影してあげてほしいです。一緒に泳いでくれることもあるのでそんなタイミングに出会えたらラッキーですね。
ウミガメ以外にもカエルアンコウや、タツノオトシゴ類、ネジリンボウなどのハゼ類、マクロも季節ごとに様々な主役が現れてくれます。浅いので減圧時間やエアを気にせずじっくり写真撮影できるのでフォト派ダイバーには最高のダイビングスポットです。
サンライズダイビングではもう10年以上も川奈の海をガイドし続けてきました。安全でストレスなく楽しめるこの海は誰にも優しく、楽しめる素晴らしい海です。四季折々の素晴らしい景色と見どころ、生物をご案内いたします。
2022年に新規オープンしたボートポイントは、砂地にある人口漁礁。魚影の濃さが素晴らしく、メジナ、アイゴ、イワシやキビナゴにイナダ、カンパチなどがミックスして水族館のような魚群に出会えるポイントです。湾内なので波や流れの影響も受けにくく、初心者でも楽しめるボートポイントになっています。
ニューポイントに比べると外洋にあるため若干レベルアップしますが、比較的初心者でも潜りやすいです。赤根はイサキ、キンギョハナダイなどの魚影が濃く、潮当たりも良いためトビエイなどが見られることも多いです。
ー30m付近のディープエリアはダイブコンピュータを正しく理解でき、深度コントロールが可能な中級者ダイバー向けですが、ソフトコーラルが美しく、探せばマクロネタは盛りだくさん。隣の梶ケ根は浅根で根頭が−5mほど。夏季の魚影は濃く、タカベ、スズメダイ、キンギョハナダイなどが乱舞します。