伊豆半島の西海岸中央部に位置する黄金崎は穏やかなビーチポイントです。施設が広くダイバーキャパがあります。川奈からのアクセスは片道1.5時間ほどかかるため、決してアクセスは良くありませんが、東海岸が全滅の時などに利用することが多いです。
東伊豆と違って西伊豆は黒潮が刺さりやすいのが特徴です。黒潮が刺されば20mオーバーの透明度も期待できます。特に黒潮が近づく秋シーズン、暖かく真っ青な海でじっくりフィッシュウォッチングを楽しみたいですね。
黄金崎はゴロタエリアからのエントリーとなり、少し沖に出していくと10mくらいまで落ち込み、その先は砂地が続いていきます。ゴロタと砂地の境界線には、カミソリウオやカエルアンコウなどが定位しやすいです。最大深度の23m付近まで行くと、ガラスハゼやニシキフウライウオなど生物層も変わってきます。深度よって様々なマクロネタが出揃います。
砂地エリアにはいくつかのブロックが沈んでいてこのブロックにタツノオトシゴ、カエルアンコウなどが着きやすいです。砂地にはネジリンボウの幼魚、点在している瓶の中にはとても可愛いミジンベニハゼがいたりします。水深が浅いの減圧の心配は不要です。時間をかけて撮影に集中することができます。