神子元のダイビング情報

黒潮当たる、伊豆半島最南端の外洋に浮かぶ島

ハンマーヘッドシャーク

ハンマーヘッドシャークを見るために・・・

幾多のダイバーがこの海で心を折られてきたのか・・・日本一厳しい海と言っても過言ではない神子元。しかしこの海にはそれでも通いたくなる特別な魅力が詰まっています。

神子元島ってどんなとこ?

伊豆半島の先の先

神子元島は伊豆半島の最南端、石廊崎から沖合9キロ地点に浮かぶ無人島です。そこは既に太平洋の海上。黒潮の影響を強く受ける神子元島では、古くから大物釣りが盛んな場所です。ダイビングでもハンマーヘッドをはじめ、魚群や大物が常に期待できるフィールドです。

神子元でダイビングをするには現地に4社のダイビングサービスがあるのでいずれかを利用します。どのサービスも自社でもガイドを行っておりますが、私たちダイビングショップの受け入れも整っています。サンライズではメインの船として辰丸(神子元マリンサービス)を利用しています。2023年に船がリニューアルしてオープンしました。

神子元のダイビング

伊豆半島最難関のダイビングポイント

神子元島

激流、最難関の海

ダイビングスタイルはドリフトオンリーです。ドリフトと言えば流れに乗っかり優雅に中性浮力をとって・・・なんてイメージを持たれる方もいるかもしれません。神子元は全く違い、流れを逆らうように岩をはって進むクライミングのようなダイビングです。この海を潜れるダイバーは世界中のどんなポイントでもノンストレスで潜ることができるでしょう。基本スキルはもちろんのこと、体力、泳力、強靭なメンタル、さらにエア消費の良さが求められます。

神子元の海の魅力

ハンマーヘッドシャークの群れ

ドリフトダイビング

魅力は何と言ってもハンマーの群れ。群れと言っても半端な群れではなく時に300頭オーバーの巨大な群れに遭遇する事もあります。出現率も高く、かなりの高確率でハンマーと遭遇することができます。日本でハンマーの大群れを見るには冬季の与那国島か夏季の神子元のどちらかです。

さまざまなリスクを背負いなぜ神子元に挑むのか

危険な潮流を回避しながらハンマーの群れを追い、体力とメンタルの限界を超越し、そこで出会うハンマーの群れは生涯忘れられない光景として心に焼き付きます。それほどの魅力が神子元島にはあるのでしょう。

ダイビングレベル ☆☆☆☆☆【ジャブ根】|エキスパート〜

神子元での憧れのポイント

ドリフトダイビング

神子元は大きな島の周りを潜ります。潮流の速さと向きによってポイントを決定するわけですが、潮が早すぎるため、まず流れに乗ることはありません。基本は流れの陰で潜り徐々に流れに近づくようにナビゲーションしていくスタイルです。そのためほとんどが都合の良いカメ根になります。

ジャブ根はカメ根の潮の上流方向にあり、このジャブ根からエントリーができた場合ロングドリフトダイビングとなり高確率でハンマーとの遭遇を期待できます。潮が緩まる潮替わりのタイミングでしかエントリーできない特別なポンントです。

神子元のダイビングメニュー

参加対象
エキスパートダイバー
アドバンス以上
基本プラン
2or3ボートダイビング
集合
川奈駅から乗合
伊豆ダイビング