ども、そーたろです。小笠原最終日(通算5日目)はゲストのリクエストで父島周辺の無人島でガイド無しでは入島出来ない南島へ観光してきました。ダイビングも満足に終え、まったりモードの惰性のつもりで参加したツアーでしたが、さすが小笠原!最終日の観光までも半端じゃない!そんな南島ツアーの模様をお送りいたします。
まずはドルフィンスイム
イルカもだいぶ見慣れてきましたがまだ満足にイルカと泳げていないのが心残り。そんな中今回お願いした「ピンクドルフィン」さんでは、南島観光とドルフィンスイムが半日で楽しめちゃう贅沢なツアーを開催してくれています。
早速出迎えてくれたのはハシナガイルカの群れ。船首を楽しそうに泳いでくれています。10分くらいずっとパフォーマンスしてくれましたが、このイルカは水中では人と遊んでくれないようでドルフィンスイムはお預け。
ハシナガイルカの群れ
またイルカを探していると早速船長さんからイルカいるよ!との声が。島育ちの純小笠原人の船長さん、さすがに目が長けてます!
今度はミナミハンドウイルカというイルカだそうで人を怖がらずに遊んでくれるイルカとの事です。
チャンス到来!早速入水して良いとの事なのでスキンダイビング装備でいざ、エントリー!しかし、優雅に泳ぐイルカさんと違ってこっちは必死!!ゼーハーしながらイルカを追いかけますが、あっという間に置いていかれてしまいます。さすがイルカだな、、、
それでもタイミングを見計らってトライを続けなんとか納めた動画がこちら!
そーたろ渾身の素潜り!なかなかハードで想像していた優雅なドルフィンスイムとは少し違いましたがこんな近距離でイルカと泳げるなんて夢のようです!
イルカは泳ぎながら寝ているようで、今回は寝てたみたいです(^^;
機嫌が良ければぐるぐる回ってくれたりお腹を見せて泳いでくれたりするようですよ!イルカと泳ぎたいって夢をお持ちのゲストさん、ぜひ一緒に小笠原へ行きましょう!スキンダイビングのトレーニングは必須なので、伊豆でしっかりトレーニングして行きましょうね!
南島へ
こちらはガイドさんに付いて行きながら希少な種類の植物や鳥。絶滅してしまったカタツムリの化石などを紹介していただきました。
ちょっと写真ではわかりにくいですが、こちらはオナガミズナギドリと言う鳥らしく地面に穴を掘って暮らす変わった鳥です。そっと近づいて観察するとチラチラこっちを見ながらも逃げずにいるのがとても可愛いです。たくさんの人が訪れるこの島でも皆さんマナー良く、ちょっかいを出したりせず優しく見守ってくれていた証でしょうか。
さっきの鳥と何が違うのかわかりませんがこちらはアナドリと言うらしく岩の穴で生活しているみたいです。そーたろ、魚の違いはすぐ分かるのですが鳥はさっぱり分からないのです。そっと観察するのが条件ですのでうまいこと写真は撮れませんがつぶらな瞳でこっちを見ている姿がとても可愛いです。
こちらはヒロベソカタマイマイと言うらしく、もうすでに絶滅してしまったカタツムリなんですって!絶滅種の痕跡を見れるだけでもやはりここが最果ての地であることを実感します。
南島は小笠原一の景勝地
そして何より南島の絶景が素晴らしかったです。
左右と前後がパノラマ海景色!ゲストさん一言「カレンダーの世界だねぇ」まさにそうでした。
雑誌なんかでも良く見かけるこの景色は南島だったんですね。扇池と言うらしく、まさに楽園です。
扇池で大の字のゲストさん。気持ち良さそうですね〜。
こちらは水が絶えることが無いと言う島の窪みにある汽水の池だそうです。
北海道かと思うような開放的な景色にスタッフしんたろーの背中がイケてます。
頂上から見た父島を臨む景色。
指の先に見えているのはハートロック。
ちょっと赤い岩がちょうどハート型に露出しているのが有名なハートロックはここから見える景色だったんですね。
帰りの船ではとても美しいジニービーチやジョンビーチの際をクルージング。
この色。何色と表現したら良いのでしょうか。
動画もぜひ。アイフォンでこのクオリティですから〜!
最終日の南島観光、のんびりまったりと小笠原の自然に身を委ね、時に息を上げながらイルカと泳ぎ、最後まで心ときめく小笠原を満喫しました!
小笠原は飯もうまい
さて、お次は小笠原グルメのご紹介。旅と言ったら出会う人とご飯が大事ですよね!島だしそんなに期待できないかな〜って思ってしまいがちですが、小笠原のお店、めちゃクオリティ高い!いろんなお店でご飯をいただきましたが全てのお店で値段、量、味、大変満足できました!
そんな中でも今回はご縁あって二日間お世話になった居酒屋さんのCHARAさんをご紹介させていただきます。
カジキの門構えと店内には魚拓の数々。これだけでも魚好きが伺えます。マスターのせいじさんともお話しさせていただきましたが、大の釣り好き、魚好き。料理にもその情熱がたっぷりと注がれていて小笠原地産のこだわりの鮮魚を筆頭に様々な料理をリーズナブルな価格で提供してださいました。
海鮮だけでなくイマドキのおしゃれな料理や、王道のおつまみまで幅広くあって注文したいメニューが山ほどありますが、一品の量もすごいのでたくさん頼めないのが幸せな悩みどころでしょうか(^^;
魚好きの僕でもほぼ食べたこの無い魚ばかり!絶品のナガタチカマスは多分ここでしか食べれません。
島寿司は小笠原のカンパチ。養殖魚と違ってさっぱりとした味わいが、漬けと相性良く、ピリッとからしで食べるのがまたたまりません。
島レモンサワーも凍らせた島レモンをタワーにしてくれてあって、見た目にも映えますね〜。手間暇惜しまない姿勢が料理に現れていてマスターの心意気を感じます。釣魚なども捌いてくれるみたいなので釣り好き、魚好きの方はぜひ行ってみてくださいね!
いよいよ小笠原ともお別れ
長かったような短かったような5日間が過ぎ、最後は”行ってらっしゃい”と小笠原の名物とも呼べる盛大なお見送りをしていただきました。
船でのお見送りはじんわりきますね〜。ずっとずっと手を振ってくれています。お世話になったインストラクターさんを探しますよね。
お世話になったウラシマンさん。いたいた、ガイドしてくれたあやのちゃん!目を凝らしてみ続けちゃいますね。最後は飛び込んで水面でも手を振ってくださいました。最高のポイントに連れて行ってくれて、ドルフィンスイムやクジラ探しも遠回りして時間を割いていただきました。残念ながらクジラには会えませんでしたがそれは次回のお楽しみにとっておきます。森下さん、あやのちゃん。本当にお世話になりました。
いつもありがとう、のゲスト様
最後は集合写真で締めましょう。いつもサンライズダイビングを支えてくださる常連さんとスタッフのサンライズファミリーの皆様。今回は特別なご報告にもご協力いただきありがとうございます。これからも一緒に沢山の海を潜っていきましょう!
ありがとうございました。